広報よこはま青葉区版 2021年[令和3年]6月号 No.284 テキストデータ 6・7ページ 特集 区の人口…311,203(283増) 世帯数…134,584(199増) 2021年5月1日現在(前月比) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話 978-2323(代)・2221(直) FAX 978-2411 ホームページ 「横浜市青葉区」で検索 青葉区公式ツイッター @yokohama_aobaku 毎月1日発行 青葉区マスコット なしかちゃん <特集> ●知っていますか?風水害の「備え」と「行動」  全国各地で台風や大雨による風水害が発生し、大きな被害を生んでいます。  地震と違い、風水害はある程度予測できるため、事前の対策で被害を最小限にとどめることができます。  防災について関心を高め、自分や家族の命を守るための「備え」と「行動」を確認しましょう。 新型コロナの感染リスクを軽減!分散避難を心がけて! 避難場所での新型コロナウイルス感染リスクを減らすために 〇自宅で安全を確保できる場合には自宅にとどまり、上階へ上がるなど在宅避難に努めてください。 〇安全な地域に住んでいる親戚・知人宅やホテルなど、いざという時に身を寄せることができる避難先を事前に検討しておきましょう。 <大型台風接近中!> 崖のそばに住む祖母「裏山が崩れないか心配だわ。一晩だけ泊めてもらえないかしら。」 危険のない立地に住む娘と孫「オッケー、おばあちゃん」 川のそばに住む家族「防災マップを見ると、うちは浸水する恐れがあるみたい。念のため、今夜はパパの職場近くのホテルに泊まろう。」 危険のない立地にすむ老夫婦「自宅の中も外も安全対策は万全!念のため、非常用持出袋をそばにおいて、今日は2階で過ごしましょう。」 なしかちゃん「風水害は事前に予測できることが多いから、情報収集と準備をしっかりして、災害の危険性がある場合は、速やかにあらかじめ決めておいた避難行動をとろう。」 Q.分散避難って何? A.避難場所だけでなく、「自宅」や「親戚・知人宅」、「ホテル」などさまざまな避難先に分散して避難すること。  新型コロナウイルス感染症などの感染症が流行している状況においては、「分散避難」もご検討ください。 Q.行政が開設する避難場所に避難しちゃだめなの? A.区役所では、避難場所へのマスク・消毒液等の感染症対策物品の配備や、複数の避難スペースの確保等、感染症対策に取り組んでいます。自宅などで身の危険を感じた場合は、ためらわずに避難場所に避難してください。 Q.避難場所はいつ開設されるの? A.避難場所は災害の規模や状況に応じて開設の判断をするため、災害時にすべての避難場所が開設されるとは限りません。  避難場所の開設状況は青葉区ホームページ、青葉区防災アプリなどで確認できます。 ★「いざ」というときに慌てないために、避難行動計画マイ・タイムラインを作成しよう! 作成シートは区役所4階71番窓口で配布中 ■ポイント[1]自宅以外の災害リスクを知ろう! ・青葉区民防災必携  住んでいる地域にどんな危険性があるのか、調べておきましょう。  青葉区民防災必携には、洪水や土砂災害などのハザードマップのほか、防災に役立つさまざまな情報を掲載しています。 区役所4階71番窓口で配布中 ・インターネットでも  住所を検索して災害リスクを調べることができます。 「わいわい防災マップ」で検索 ■ポイント[2]青葉区の防災情報を入手! 正しい情報収集と、早めの避難行動が肝心 ・青葉区防災アプリ  FMサルースの無料アプリなら、区内の災害・気象情報などの緊急情報をいち早く受信できます。 アプリを無料でダウンロード 「FMサルース」で検索  「FMプラプラ」で検索 ※アプリのダウンロード、ラジオの聴取等にかかるインターネットの使用料・通信料は別途必要です。 ・青葉区防災情報専用ダイヤル  地震や台風などの緊急情報や避難所の開設情報などを音声案内でお知らせします。 電話 050-3627-5800 なしかちゃん「アプリは無料で利用できるよ。専用ダイヤルの番号を電話帳に登録しておけば、いざという時もすぐにかけられて安心だね!」 ■ポイント[3]自宅の安全対策をしよう! 家の外 ・こまめに剪定(せんてい)をし、枝折れを減らす ・風で飛ばされそうな物はしっかりと固定するか、家の中へ格納する 家の中 ・飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼り、万が一の飛来物に備えて、カーテンやブラインドを下ろしておく ・窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、 必要に応じて補強する ・停電に備えて携帯電話やモバイルバッテリーを充電しておく ・非常用持出袋を用意する(マスク・消毒液など感染症対策グッズも忘れずに準備) ・断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどし、生活用水を確保する 自宅や隣接地を守るためのがけ地対策 〈崖地防災・減災対策工事助成金制度〉  土地所有者等が行う崖崩れによる災害を未然に防ぐための工事や、崖崩れ発生後の復旧工事で、費用の一部を助成できる場合があります。詳しくは横浜市ホームページをご覧ください。  問合せ 建築局建築防災課 電話 671-2948 FAX 663-3255 ■ポイント[4]避難のサインを見逃さないで! 情報収集は早めに!避難のサイン 河川氾濫(はんらん)の危険、下水道などからの浸水 ・テレビ・防災アプリなどの気象情報に注意 ・横浜市ホームページなどで河川の状況を確認 ・外の様子に注意(側溝やマンホールから水があふれていないか) 土砂災害の危険 ・崖から小石がパラパラと落下 ・斜面に亀裂や湧水が発生 避難情報の発令 ※「避難勧告」は廃止されました。 警戒レベル3 高齢者等避難/危険な場所から高齢者等は避難 警戒レベル4 避難指示/危険な場所から全員避難 早めに行動 避難行動 問合せ 庶務係 電話 978-2213 FAX 978-2410