【第18回】納税に関する表彰式を行いました  11月13日(水)に横浜市納税奨励表彰のうち青葉区長表彰の表彰式を青葉区役所で行いました。この表彰は、市税の納付意識の向上につながる活動で、功績のあった青葉区の方を表彰するものです。今年度は緑納税貯蓄組合連合会監事の佐藤 正文(さとう まさぶみ)様と公益社団法人緑法人会常任理事兼女性部会部会長の森 栄子(もり えいこ)様を表彰し、私から表彰状と記念品をお渡ししました。  佐藤様は、令和2年度から中学生の「税についての作文」コンクール事業の運営や電子申告と電子納税の勧奨をされています。森様は、平成21年度から租税教室の講師や税の紙芝居など、税に関しての普及啓発活動をされています。  表彰式後、緑法人会事務局長 市川 宰(いちかわ こう)様も同席され、懇談会を行いました。  佐藤様からは、納税貯蓄組合連合会主催の「税についての作文」コンクール事業で「審査する中で、中学生ならではの税についての視点にはっとさせられることが多くあり、毎年感銘を受けている」というお話を伺いました。  森様の緑法人会で行っている青葉区民まつりの税の紙芝居は、毎年好評で、お子さんだけでなく、20~30代の保護者の世代にも、税金がどのように使われているか真剣に聞いていただけるとのことで、税金がどのように私生活へ反映されるかを知る良い機会となったとのご意見があったそうです。また、租税教室では、講義前は税金のイメージはお金を勝手に取られるというイメージが強かったものの、講義終了後、税金はあった方がいいというイメージに変わっていったという意見が多くなったということをお聞きしました。このような地道な活動が、区民の皆様の税金に対する正しい理解を促進し、子ども達にも、税を身近で大切なものと感じてもらうことが、青葉区の将来の発展につながっていることを実感いたしました。お二人の活動にかける情熱をお聞きして、私も、よりよい青葉区を目指して、取り組んでいくぞと決意を新たにしました。  続いて、11月26日(火)に、税務署・税務懇話会主催の税務表彰式にて、令和6年度「税についての作文」コンクールの青葉区長賞をお渡ししました。  このコンクールは、将来を担う中学生の皆さんが、作文を通じて、税について関心を持ち、理解を深めていただくために、毎年、全国納税貯蓄組合連合会と国税庁が共催しているものです。  今年度、区内9校から831編の応募があり、霜島 叶(しもじま かなた)さん(横浜市立市ケ尾中学校3年生)の作品「生活に欠かせない税金」を、青葉区長賞に選ばせていただきました。  霜島さんは、作文にあるとおり「税金は私たち一人ひとりが社会の一員として果たすべき責任であり、それを象徴するもの」と、税制度を深く理解されており、区民の皆様が納めていただいた税金で、青葉区が運営されているということを我々職員も常に意識しなければいけないと、改めて感じました。とてもすばらしい作品です。  表彰式のあと、帰り道の道すがら、少しお話をしました。霜島さんは、学校のことや頑張っている空手のことなど、日々の生活についてお話ししてくださいました。これからも、いろいろなことに広く興味や関心を持って、楽しく学び続けてほしいと思います。霜島さんの作品は、広報よこはま青葉区版1月号に掲載する予定となっています。お楽しみに。  来年度も青葉区の中学生の皆さんから、活発なご応募があることを期待しています。 令和6年12月 青葉区長 中島 隆雄