新たな中期計画の基本的方向 〜新たな中期計画の策定に向けて皆様のご意見をお聞かせください〜 横浜市は、新たな中期計画を2022(令和4)年度に策定します。 この度、策定に向けた議論の出発点となる、「新たな中期計画の基本的方向」をとりまとめました。 基本的方向には、中長期的な視点で横浜の未来を描いていくため、2040年頃の横浜のありたい姿 として「共にめざす都市像」を掲げるとともに、その実現に向けた10年程度の「戦略」と、戦略を 踏まえて4年間で重点的に取り組む「政策」の柱立てを記載しています。 市民の皆様が、2040年頃のありたい姿を自らに置き換えて、様々な暮らしのイメージができるように、 また、そこに向けて自らも行動できるように、めざす未来の具体像を合わせて示しています。 市民の皆様がありたいと考える姿は、お一人おひとりの価値観や生活環境などにより様々なので、 皆様が考える2040年頃の姿をイメージして、共に行動するヒントになれば幸いです。 市民の皆様のご意見をぜひ、お寄せください ①共にめざす都市 未来の横浜のありたい姿を規定した基本的方向性 2040 YOKOHAMA 市民生活の未来 都市の未来 都市基盤の未来 ②めざす未来の具体像 共にめざす都市像を実現する上で目標となるシナリオイメージ 共にめざす都市像を実現する③戦略・④政策 中期4か年計画として策定・運用 2022YOKOHAMA 延長線上にある未来 横浜に関わる様々な人・企業・団体と共に未来を切り拓く ①共にめざす都市像 共にめざす都市像 明日をひらく都市 OPEN×PIONEER 2040 YOKOHAMA 社会の変化が早く、先を見通しにくい時代になっている今こそ、都市や暮らしの在り方をもう一度、皆さんと共有し直すことが必要です。 私たちのまち横浜は、150年以上前から先人たちが未来を切り拓いてきた、挑戦の地です。 ありたい姿を追求し、皆さんと共に力をあわせて、創ってきた今の横浜。 これから、私たちが、この困難な時代を乗り越えて、子どもたちに、未来につないでいかなければなりません。 横浜は、全ての人の「明日をひらく都市」であり続けたい。 様々な困難を抱えていても、その人が望む道を選択し、みんなで応援する都市。 多種多様な人の才能、その人らしい可能性をひらく都市。 たくさんの人が集い、明日を感じ、語らいあえる都市。 多くの様々な企業が集まり、つながり、新しい価値を生み出しつづける都市。 自然や文化をはじめとした、豊かなまちの魅力をひらく都市。 横浜が持続可能であることはもちろん、地球における持続可能性をひらく都市。 横浜に関わる、全ての人が前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる、世界のどこにもない都市を共につくりましょう。 明日に向けた一人ひとりの行動が、新しい横浜をつくっていきます。 ②めざす未来の具体像 市民生活の未来 暮らしやすく誰もがWELL-BEINGを実現できるまち 社会や時代の変化に適応しながら、あらゆる世代・多様な市民の皆様、一人ひとりが自分らしく活躍でき、いきいきと安心して暮らすことのできる、そのような市民生活の実現を目指します。 01 誰もが自分らしく生きる地域コミュニティ 02 誰もが健やかで安心して暮らせるまち 03 未来を創る子どもが育まれるまち 04 多世代が健康に活躍できる地域社会 05 ワークとライフが心地よく調和した暮らし 06 脱炭素ライフスタイルによるサステナブルな暮らし 07 あらゆる世代の人々が自然とつながっている 都市の未来 人や企業が集い、つながり、新しい価値を生み出し続けるまち これまでの歴史の中で、受け継いだ様々な価値と、新たに生み出す価値を織り交ぜながら、常に変化し、独自の魅力を発信し続け、人と企業が集う都市を目指します。 01 賑わいとイノベーションがあふれるまち 02 子育て世代が住みやすいまち 03 グローバル視点で選ばれるまち 04 観光とビジネスが融和する心地よいまち 05 企業にDXと人の力が浸透している 06 脱炭素・世界基準企業への挑戦ステージへ 07 様々なプレーヤーが集う研究開発の集積地へ 都市基盤の未来 変化する時代・社会に適応し、市民生活や都市を支える新しいありかたを実現し続けるまち 交通インフラ、脱炭素、環境保全、災害対策など、横浜での暮らしや様々な活動を支え、持続可能な都市として発展・進化し続けるための強い基盤づくりを目指します。 市民生活と経済活動を支える都市インフラ 01 ストレスのない暮らしの交通環境 02 多様な交通手段により誰もが気軽に移動できるまち 03 世界と日本をつなぐ進化した港湾 くらしにゆとりと潤いをもたらす環境づくり 04 持続可能な生態系を守り育んでいる 05 豊かな市民生活を支える横浜ブランドの農 06 日本・世界をリードするグリーンシティ 安全・安心の確保 07 災害に備え、安全・安心を共に高め合うまち 08 災害リスクが低減された強靭なまち ③9つの戦略 「共にめざす都市像」の実現に向け、10年程度の取組の方向性を次の9つの戦略で示します。 戦略①:すべての子どもたちの未来を創るまちづくり 戦略②:誰もがいきいきと生涯活躍できるまちづくり 戦略③:ZeroCarbonYokohamaの実現 戦略④:未来を切り拓く経済成長と国際都市・横浜の実現 戦略⑤:新たな価値を創造し続ける郊外部のまちづくり 戦略⑥:成⻑と活力を生み出す都心・臨海部のまちづくり 戦略⑦:花・緑・農・水の豊かな魅力あふれるガーデンシティ横浜の実現 戦略⑧:災害に強い安全・安⼼な都市づくり 戦略⑨:市民生活と経済活動を⽀える都市づくり ④38の政策 「共にめざす都市像」の実現に向け、4か年で重点的に推進すべき政策として、次の38の政策に取り組みます。 ※素案作成に向けた検討案 1.全ての子育て家庭及び妊産婦への総合的な支援 2.乳幼児期から学齢期までの子ども・子育て支援 3.子ども・若者を社会全体で育むまち 4.児童虐待・DV被害の防止と社会的養護体制の充実 5.未来を創る子どもを育む教育の推進 6.魅力ある学校づくりと豊かな学びの環境の実現 7.健康づくりと健康危機管理による市民の安心確保 8.スポーツで育む地域と暮らし 9.持続可能な地域コミュニティの実現 10.参加と協働による地域福祉保健の推進 11.多文化共生の推進 12.ジェンダー平等の推進と多様な性のあり方の尊重 13.障害児・者福祉の充実と地域生活支援の促進 14.暮らしと自立を支えるサポート体制の強化 15.高齢者の暮らしと安心を支える地域包括ケアの推進 16.地域で最後まで安心して暮らせる在宅医療・介護等の推進 17.医療提供体制の充実・強化 18.脱炭素社会の推進 19.持続可能な資源循環の推進 20.中小・小規模事業者の経営基盤強化・経営革新と人材の活躍支援 21.横浜経済の未来に向けた取組 22.観光・MICE振興による国際観光都市の形成・発信 23.大学と連携した地域社会づくり 24.国際ビジネスの推進による市内経済の活性化及び地球規模課題の解決 25.世界の人々が集い繋がる国際都市・横浜の実現 26.人を惹きつける魅力的な郊外部のまちづくり 27.豊かで暮らしやすい住まい・環境づくり 28.日常生活を支える地域交通と移動環境の確保 29.魅力と活力あふれる都心部・臨海部の機能強化 30.文化芸術創造都市による魅力・賑わいの創出と文化的に豊かな生活の実現 31.多様なライフスタイルを支える自然豊かな都市環境の充実 32.活力ある都市農業の展開 33.大規模地震への対策 34.激甚化する風水害への対策 35.災害から命を守るための地域防災力向上 36.生活や経済を支える交通ネットワーク 37.総合港湾づくり 38.公共施設の計画的かつ効果的な保全更新 新たな中期計画の策定スケジュール 5月「新たな中期計画の基本的方向」公表 市民意見募集の実施等 9月頃素案の策定 パブリックコメントの実施等 12月頃原案の策定 ※原案を基に議案を提出する予定です。 市民意見募集について ○2022年(令和4年)7月15日(金)まで 郵送、FAX、電子メールまたは電子申請システムでご意見をお寄せください。様式は特に定めていませんが、具体的なページや項目名など、「新たな中期計画の基本的方向」のどの部分に関連する意見かが分かるようにご記入ください。 郵送:〒231-0005中区本町6-50-10政策局政策課宛 FAX:045-663-4613 電子メール:ss-chuki2022@city.yokohama.jp 電子申請システム:ホームページに電子申請システムの案内が掲載されておりますので、そちらからご提出ください。 ※個別の回答はいたしません。 ※いただいたご意見の内容は、個人情報を除いて公開する可能性があります。 本編冊子は、ホームページ、市民情報センターおよび各区役所(広報相談係)でご覧いただけます。 横浜市 新たな 中期計画 2022  検索