広報よこはま 金沢区版 令和6年5月号 NO.319 毎年5月31日は世界禁煙デー タバコを吸う本人以外が、タバコの煙にさらされることを 受動喫煙 と言います。タバコの煙は、吸う人だけでなく 吸わない人にも健康被害を引き起こします。 加熱式タバコなら大丈夫?  加熱式タバコは、吸う人と周囲への影響や臭いなどが紙巻タバコより少ないという期待から、使い始める人がいます。  販売開始からの年月が浅いため、長期使用に伴う健康影響は明らかになっていませんが、加熱式タバコの煙にも有害物質(ニコチンや発がん性物質)が含まれているので安心とは言えません。 自分と周囲の人の健康のために禁煙しませんか?  禁煙にチャレンジする方法は禁煙外来や禁煙補助物品など、いろいろあります。また、金沢区では毎月第1金曜日午後(原則)に禁煙相談をしています。事前に電話で予約をしてください。 禁煙したいと考えている人、専門家に相談しながら 取り組んでみませんか? 保健師が一緒に禁煙方法を考えます! さらに詳しく知りたい人はホームページ:「禁煙NOTE」検索 問合せ:健康づくり係(4階408) 電話:788-7840 ファクス:784-4600 金沢図書館の本棚から 第54回 問合せ:金沢図書館(〒236-0021 泥亀2-14-5) 電話:784-5861 ファクス:781-2521 気温が上がり、花が咲き、昆虫たちが元気に飛び回る季節となりました。時に人の害にも益にもなる昆虫。今回は特にハチについて取り上げます。 おとな向け『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』 小川原 辰雄(おがわら たつお)/著 栗田 貞多男(くりた さだお)/生態写真 山と渓谷社  著者は長野県の診療所で長年にわたり地域医療を支えてきた医師。その間にハチ刺傷を診察した数は4482件、全身反応のあったものは862例に上るそうです。  初めてアナフィラキシーショックに遭遇した頃には、まだハチ毒が解明されておらず、手探りで診療を開始しました。やがて研究が進み、著者も熱心に情報を集め、症例を観察して生まれたのが本書です。  ハチ刺傷の悲惨な症例や治療法、ハチの生態や退避のポイント、ハチ毒アレルギーの検査や対処法など、野外活動の前に一通り勉強できます。 ラベルの記号 486 2階一般書コーナー こども向け『はちみつ』 ふじわら ゆみこ/文 いせ ひでこ/絵 福音館書店  甘くておいしいはちみつは、どうやってできるのかな? 「わたし」は養蜂家のお父さんのお手伝いをすることにしました。巣箱に煙をかけてミツバチを大人しくさせてから、中の枠を取り出します。そーっと手を近づけると、ホワッと温かい感じがしました。巣枠からはちみつを取る時には、花の香りがします。はちみつの色や味は花ごとに違って、一匹のミツバチが作れるはちみつは、スプーンの半分くらいなんだそうです。  はちみつ作りの楽しさや大変さがわかる絵本です。 ラベルの記号 6/あおいろ 1階児童書コーナー 金沢図書館からのお知らせ @定例おはなし会 日時:5月15日(水)15時30分〜16時【当日直接(申込み不要)】 対象:一人でお話が聞ける子 Aおひざにだっこのおはなし会 日時:5月22日(水)10時30分〜11時 対象・定員:0歳〜2歳児と保護者/5組先着 申込み:A5月14日(火)9時30分から電話または窓口へ ハチの巣は早期発見・早期駆除! ハチの巣は、夏から秋にかけて大きくなります。巣作りを始める4月から6月に家の周りを点検し、早めに駆除しましょう。 〈巣が作られやすい場所〉 ・樹木 ・木のうろの中(主にスズメバチ) ・床下・戸袋の中(主にスズメバチ) ・天井裏・壁の中(主にスズメバチ) ・軒下 ・垣根・植え込みの中 巣のある場所、ハチの種類で駆除方法が変わります スズメバチ 〔巣の特徴〕 ・巣の形がトックリ型やボール型 ・マーブル模様をした外被で覆われている ・出入口の穴が一つ アシナガバチ 〔巣の特徴〕 ・シャワーヘッドやおわんを伏せたような半円形 ・六角形の巣穴がたくさん見える ・ハチの少ない初期の巣は自分で駆除できる場合がありますが、 アレルギー体質の人は控えてください ハチに関する相談(巣の形、場所を確認してから相談してください) 福祉保健センターで駆除は行いません。自分で駆除する方法の説明や防護服の貸出し、駆除業者団体の案内をしています。 ※ハチの巣は、土地や建物の所有者または管理者が駆除することが原則です ホームページ:「横浜市 ハチについて」検索 問合せ:環境衛生係(4階407) 電話:788-7873 ファクス:784-4600 金沢区みんなで子育て 横浜子育てサポートシステム 提供会員大募集  地域の中で子どもを預けたり預かったりすることで、人と人のつながりを広げ地域ぐるみでの子育て支援を目指す、会員制の有償(基本1時間1,000円)の支え合い活動です。  生後57日から小学6年生までのお子さんの送迎や預かりが主な活動になります。市内在住で子育て支援に理解と熱意のある20歳以上の健康な人を募集します。 提供会員さんの声 Aさん  活動を通して、地域に知り合いができ、とても良かったです。もともと子どもが好きなので、自分の子育てが落ち着いた今、改めて小さな子とふれ合えるのが何より楽しいです。 Bさん  ママが体調を崩され保育園の送迎をしました。最初は不安もありましたが、新しい発見や経験ができ楽しく活動できました。何よりもお子さんが可愛く癒されました。地域の力になれることにやりがいを感じています。  提供会員(子どもを預かる人)として活動するには、提供・両方会員予定者研修会(e-ラーニング17時間と実地研修5.5時間)を受講する必要があります。実地研修は、金沢区で7月と11月に行います。ぜひ、地域で子育て中の皆さんのために力を貸してください。  提供・両会員予定者研修会を受講するには事前に入会説明会の参加が必要です。※要予約(日程が合わない場合は相談してください)日程などの詳細は9ページへ 横浜子育てサポートシステムに関する詳細はホームページを確認してください。 問合せ:金沢区地域子育て支援拠点 とことこ内 横浜子育てサポートシステム金沢区支部(能見台東5-6 2階) 電話:352-7110(火〜土曜日9時〜17時) ファクス:780-3206