8 エレベーター等 図8-1エレベーターまわりの整備例(平面) 図にエレベーターの出入口として「指定施設整備基準、有効幅員90cm以上(5000uを超える建築物)」と追記します。 図のエレベーターかご内に「指定施設整備基準、車いす使用者対応制御装置(両側)」「指定施設整備基準、点字、文字等の浮き彫りなど」と追記します。 図にエレベーターの幅として「望ましい整備、160cm以上、指定施設整備基準、140cm以上、2000u以上の建築物」と追記します。 図の乗降ロビーに「指定施設整備基準、車いす使用者対応制御装置」と「文字等の浮彫り」と追記します。 解説、出入口の有効幅員 「常時、相互に行き来できる区画の床面積が5000uを超える場合、その区画内にあるエレベーターの出入口の有効幅員は90cm以上必要である。」と追加します。 解説図として、1階から2階の一部が500平方メートルの店舗、それ以外はホテルになっている店舗を3種類掲示します。 ひとつは、ホテル専用エレベーターと店舗専用エレベーターが用意されており、ホテルと店舗が相互に行き来できないとき、店舗のエレベーターの出入口幅は、「指定施設整備基準、80cm以上」、ホテルのエレベーターの出入口は「指定施設整備基準、90cm以上」として図示します。 二つ目はホテルと店舗が扉などで相互に行き来できる場合で、店舗のエレベーターの出入口幅は、「指定施設整備基準、90cm以上」、ホテルのエレベーターの出入口は「指定施設整備基準、90cm以上」として図示します。 三つめはホテルと店舗が階段等で相互に行き来できる場合で、店舗のエレベーターの出入口幅は、「指定施設整備基準、90cm以上」、ホテルのエレベーターの出入口は「指定施設整備基準、90cm以上」として図示します。 図8-2エレベーターかご内の整備例(断面) 図に「指定施設整備基準、車いす使用者対応制御装置(両側)」と追記します。 図に「指定施設整備基準、手すり(両側)」と追記します。 図に「指定施設整備基準、音声によるアナウンス装置」と追記します。 図の制御装置に「指定施設整備基準、停止予定階及び現在位置の表示」と追記します。 図の制御装置に「指定施設整備基準、点字、文字などの浮彫りなど」と追記します。 解説、かご内の構造 「かご内には着床状態及び乗降ロビー側の戸の開閉状態を確認できるために、「鏡」を床上40cmから50cmの高さから上端180cmの高さに設ける。以下略」を「かご内には着床状態及び乗降ロビー側の戸の開閉状態を確認できるために、鏡を設ける必要がある。」と修正します。 「鏡は、都の開閉状態などを確認できれば凸面鏡でもよい」と追加します。 解説、かご内の音声案内 「かご内に、かごが到着する階及びかごの出入口の戸の開閉を音声(「ドアが開きます」「ドアが閉まります」等)により知らせるアナウンス装置を設ける必要がある。」と追加します。 「かご内または乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を音声により知らせるアナウンス装置を設ける必要がある」と追加します。 「エレベーターの交換、改修時にも音声案内の対応を行うことが望ましい」と追加します。 図8-3制御装置の例 図に「指定施設整備基準、現在地表示」「望ましい整備、昇降方向を表示」と追記します。 図に「点字、文字等の浮彫りなど」と追記します。 図のボタンに「指定施設整備基準、停止予定階表示」と追記します。 解説、視覚的な情報設備の配置 「制御装置のボタンは、点字表示や文字等の浮き彫りなど、視覚障害者が円滑に操作できる構造とする必要がある」と追加します。 「望ましい整備、階数ボタンが2列になる場合は、千鳥配列にするのが望ましい」と追加します。 「望ましい整備、エレベーターの交換、改修時にも音声案内の対応を行うことが望ましい」と追加します。 図8-4乗降ロビーの整備例 図の指定施設整備基準、到着するかごの昇降方向を表示する装置に「文字やホールランプなど」と追記します。 図に「車いす標識、指定施設整備基準、車いす使用者が円滑に利用できる旨の表示」と追記します。 車いす使用者の声に「基準が適用される規模や用途でなくても、車いす使用者が利用できないことのないよう、かごや昇降ロビーについては基準の寸法を確保してほしいです」と追記します。