令和4年度第2回横浜市障害者施策検討部会次第 日時 令和5年2月20日(月曜日) 午後3時から午後5時まで(予定) 場所 市庁舎18階 みなと1・2・3会議室 1 開会 2 障害福祉保健部長あいさつ 3 議題 (1)第4期横浜市障害者プランの見直しについて 4 報告事項 (1)令和5年度新規拡充事業(案)について 5 その他 資料1 第4期横浜市障害者プランの見直しについて 1趣旨 「第4期横浜市障害者プラン」の改定に向け、これまでの取組及び今後の取組予定について、次の通り御報告します。 2これまでの進捗状況 (1)障害者関係団体等へのグループインタビューについて 12月から2月にかけて、当事者や家族、障害関係団体等に対して、現状やニーズを把握するためのインタビューを行いました。 実施団体、12団体(延べ参加者数約250名) <内訳> 横浜市身体障害者団体連合会:1月31日(火曜日) 実施 横浜市心身障害児者を守る会連盟:1月21日 (土曜日) 実施 横浜市障害者地域作業所連絡会:1月23日 (月曜日) 実施 横浜市障害者地域活動ホーム連絡会:12月6日(火曜日)実施 横浜市グループホーム連絡会:1月23日(月曜日) 実施 横浜市精神障害者家族連合会:1月27日(金曜日)実施 横浜市精神障害者地域生活支援連合会:1月27日 (金曜日) 実施 横浜知的障害関連施設協議会:12月9日(金曜日) 実施 YPS横浜ピアスタッフ協会:12月9日(金曜日) 実施 横浜市グループホーム連絡会(当事者部会):12月4日(日曜日)実施 横浜市放課後等デイサービス自主勉強の会:1月23日(月曜日) 実施 社会福祉法人型障害者地域活動ホーム連絡会:2月2日(木曜日)実施 (2)インタビュー内容について 本市が力を入れていきたい取組や、令和4年度の障害者プラン市民説明会で令和3年度実績を三角やバツで報告した事業を中心に御意見をいただきました。 また、放課後等デイサービス自主勉強の会からは、障害児福祉計画に関して、支援の現場から見た現状や課題、必要な取り組みなどについて御意見をいただきました。 3今後の取組について (1)改定に向けた方向性について 次期「障害福祉計画」「障害児福祉計画」の3年間のサービス見込み量については、いただいた御意見や、障害者総合支援法・児童福祉法をはじめとした関係法令の改正法令等及び「障害福祉計画」に係る国の基本指針等の内容を踏まえ設定します。 (2)スケジュール 2月から3月、意見集約・改定に向けた検討  3月から5月、障害(児)福祉計画改定案作成 6月、改定素案作成 7月、改定素案の策定 9から10月、パブリックコメントの実施 12月、見直し原案策定 3月、見直し版策定 資料2 令和5年度新規拡充事業(案)について 令和5年度に横浜市が実施する事業のうち、新規事業及び制度が拡充する事業をご報告します。 事業名称 【拡充】精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進 予算額 37,000千円 概要 精神障害の有無に関わらず誰もが安心して暮らせる地域づくりに向け、これまで実施してきた措置入院者退院後支援事業などに加え、新たに「精神障害者ピアスタッフ推進事業」(4,000千円)を実施し、お互いに支え合えるための仕組みの構築を目指します。 事業名称 【新規】重度障害者等就労支援特別事業 予算額 43,216千円 概要 重度訪問介護等の支給決定を受けている重度障害者からの申請に基づき、法定サービスの対象外となっている「通勤支援や職場等における支援」を居宅サービス事業者等が提供します。 事業名称 【新規】短期入所施設設置費補助 予算額 12,000千円 概要 短期入所施設定員数の増加に向け、新設にかかる費用の一部について補助を行います。 事業名称 医療的ケア児・者等への支援の充実 予算額 2,366,244千円 概要 医療的ケア児・者等の日常生活及び社会生活を支えるための取組を推進します。 【保育所等における支援】 ・看護職を複数配置し、常時、医療的ケア児の受入れが可能な園を「医療的ケア児サポート保育園」として新たに12園認定します。また、医療的ケアを行う看護職の雇用費を拡充するほか、衛生用品等の消耗品費を新たに助成します。【新規・拡充】 ・医療的ケア児・障害児を受け入れる園に対し、施設改修費や駐車場等の整備費、備品等の購入費を助成します。【新規】 ・医療的ケア児について基礎的な知識や、受入れ施設での保育の事例を学ぶ研修を実施し、普及啓発を図ります。また、看護職や保育士等の研修受講費用や研修中の代替職員の雇用費を助成します。【新規・拡充】 ・保育所等に入所希望の医療的ケア児に係る保育上の配慮事項等について、医師・看護師・施設長等より意見を聴取します。【新規】 【学校における支援】 ・医療的ケアが必要な児童生徒への対応のため、肢体不自由特別支援学校6校の看護師体制を拡充します。また、小中学校等で日常的に医療的ケアが必要な児童生徒に、訪問看護師を派遣します。【拡充】 【放課後における支援】 ・放課後児童健全育成事業所において医療的ケア児の受入れの推進を図るため、医療的ケア児を受入れたクラブが看護師を配置した場合の支援を1箇所から4箇所に拡充するとともに、受入れのための施設改修費補助を新設します。【拡充】 【地域生活における支援・その他】 ・医療的ケア児・者等の在宅生活を支えるため、医療的ケア児・者等コーディネーターを中心に関係機関との連携や地域での受入れを推進(支援者養成研修の実施等)します。 ・保育所や放課後児童健全育成事業所等において医療的ケアを担う看護師等の確保・育成を目的として、研修を実施します。【新規】 ・常に医療的ケアを必要とする重症心身障害児・者等とその家族の地域生活を支援する多機能型拠点(3箇所)の運営補助を行うとともに、引き続き4箇所目の整備を進めます(6年度開所予定)。 事業名称 【拡充】要電源障害児者等災害時電源確保支援事業 予算額 26,022千円 概要 在宅で人工呼吸器等を使用している者と、腹膜透析患者のうち、APD装置(自動腹膜透析)を使用する者に対して、風水害等による長時間停電に備えて以下の給付品目のうち、希望するいずれかを給付します。 @正弦波インバーター発電機 Aポータブル電源(蓄電池) BDC/ACインバーター(カーインバーター) 人工呼吸器使用者について、令和4年度は24時間の使用者のみの支給としていましたが、令和5年度は新たに短時間の使用者にも対象を広げます。 事業名称 【新規】障害児・者歯科医療状況調査 予算額 1,000千円 概要 歯科保健医療施策の推進にあたり、障害児・者の歯科医療の状況について調査します。 事業名称 【拡充】情報保障の取組(障害者差別解消推進事業) 予算額 7,644千円 概要 障害者差別解消のための環境の整備や合理的配慮の提供の一環として、障害のある人への情報保障の取組みを進めてきましたが、令和5年度は、情報保障のためのガイドラインを作成し、普及啓発を図るとともに、行政機関や事業者の取組を支援します。 (障害のある人に、情報を伝えるための気配りの方法を書いた本を作り、役所や事業者に配ります。) 事業名称 【拡充】人材確保(障害福祉のおしごとフェア) 予算額 3,300千円 概要 障害理解を深め、障害福祉の魅力や仕事内容を知ってもらうきっかけを作ると同時に、横浜市内の障害福祉サービス事業所等で働く職員の人材確保につなげるイベントを実施しました。会場では、就職相談会や、出展法人・事業所のパンフレット等の閲覧・配布のほかに、お仕事の魅力が伝わる動画やデジタルアーツ専門学校の生徒が作成した障害福祉の魅力を伝えるアニメーション放映、タレントによるトークショーを実施しました。R5年度は日程や会場を見直し、さらに多くの来場者が見込めるようにします。