3 横浜市及び横浜市国民健康保険の現状 (1)横浜市の基礎情報 横浜市の概況 横浜市は、18の行政区を持つ政令指定都市であり、全国の市町村で人口が最も多い都市です。人口・世帯数等は以下のとおりとなっています。(令和5年1月1日現在)   人口:3,769,595人 世帯数:1,782,399世帯(1世帯あたり人員 2.11人)   人口構成:年少人口 11.6%、生産年齢人口 63.1%、高齢者人口 25.3%   平均年齢:46.9歳 総面積は438.01㎢です。(令和5年1月1日現在) 就業者数は以下のとおりです。(令和2年国勢調査より)   総数 1,688,272人 第1次産業 7,482人(0.5%)           第2次産業 301,600人(18.5%)           第3次産業 1,325,603人(81.1%)   ( )内の構成比は、総数から分類不能を引いた数に対する比率。端数処理のため、構成比の合計が100%に一致しない。 (2)横浜市の人口 人口推計 横浜市の人口割合は、年少人口と生産年齢人口については低下傾向にあります。一方、高齢者人口は上昇していくと推計されています。 65歳以上の高齢者全体の人口は増加傾向にあり、そのうち75歳以上の後期高齢者の人口がは令和11年度までは年々増加していくと推計されています。 (3)横浜市の平均寿命と健康寿命 平均寿命と健康寿命 平均寿命は男女ともに延長しています。健康寿命については、男性は延長しており、女性は延長と短縮を繰り返しています。 横浜市の健康寿命の推移を全国と比較すると、平成22年は男女ともに横浜市の健康寿命が全国を上回っていましたが、令和元年では男女ともに全国を下回っています。 (4)横浜市国民健康保険被保険者の状況 被保険者の状況 横浜市国民健康保険の被保険者数及び加入率は平成29年度以降減少傾向にあり、令和3年度の被保険者数は654,822人、加入率は17.4%となっています。 今後、被保険者が後期高齢者に移行することにより、被保険者数はさらに減少する見込みです。 70歳以上の被保険者割合は年々上昇しており、令和3年度の割合は26.6%となっています。 令和3年度における男女年齢階層別の加入状況をみると、70歳~74歳の加入率が最も高く、男性で77.6%、女性で89.8%となっています。 令和4年3月末時点における区別の加入状況をみると、加入率は中区が最も高く21.7%、都筑区が最も低く14.5%となっています。