西区版/広報よこはま2024(令和6年)5月号/7ページ 〇特集2 シニア世代はメタボ対策から低栄養予防へシフトチェンジ 人生100年時代 65歳からの食事のポイント 高齢になると、気付かないうちに栄養が足りない状態になることが少なくありません。 高齢者の低栄養は、寿命に直接関わる問題のため予防が大切です。 低栄養から始まるフレイルへの悪循環 低栄養→筋肉量の減少→動かない・動けない(身体活動量の減少)→食欲がわかない(摂取エネルギー量の減少)→低栄養 ※フレイルとは…健康と要介護状態の中間の状態 高齢者が食べられなくなる理由 @味覚の衰え Aかむ力が弱くなる B飲み込む力が弱くなる C病気や体調不良 体調が悪いわ・・・ 味が分からない・・・ 高齢者の低栄養リスク チェックシート □ BMIが20未満 BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) □ 半年以内に2kg以上、体重減少 □ 1日3食食べないときがある □ 肉はほとんど食べない □ 好きな物ばかり食べている □ 顔色が悪くなったと言われる 2つ以上当てはまると低栄養の疑い大! 高齢者の健康的な食事のポイント @1日3食きちんと食べる A主食、主菜、副菜をそろえる Bフレイル予防には、タンパク質を意識して毎食25〜30g程度摂る 必要なタンパク質量を摂るには1日で全てをそれぞれ片手にのるぐらい 魚+肉+乳製品+卵+大豆製品 もっと元気に過ごすための食事について知ろう 介護予防講演会 こんな時代に低栄養ってホント!?人生100年時代 65歳からの食事のポイント 先着300人に食事のバランスチェックができるマグネットボードを進呈。 日時 5月29日(水) 14時〜16時(開場:13時30分) 場所 西公会堂(岡野1-6-41)  定員 当日先着500人 講師 中村丁次(ていじ)さん (日本栄養士会 代表理事会長・神奈川県立保健福祉大学 名誉学長) 問合せ 高齢者支援担当 電話320-8410 FAX290-3422