西区版/広報よこはま2024(令和6)年 7月号/ 12ページ 〇あなたの思い聞かせてください 西区で輝く人にインタビュー このコラムでは、「地域のつながり」「住み続けたい街」をテーマとして、地域に根差した活動に取り組む人・団体の皆さんにインタビュー。活動内容を紹介するとともに、活動に込めた思いや考えをお話しいただきます。 第2回 西区商店街組合連合会 会長 大塚眞司さん 創業1864(元治元)年の老舗酒屋である大塚由五郎商店を営みながら、西区商店街組合連合会の会長としても活躍している大塚さんに、西区を盛り上げる活動や思いを伺いました。 ■街の活性化のために取り組んでいることはなんですか 地域の活動にはなるべく積極的に参加するようにしていて、商店街プロレスの開催やさくらキャンペーンでの甘酒ふるまいとお福セット販売、小学校の夏祭りでの模擬店出店などをしています。また、戸部小学校とはよく交流があり、子どもたちの学習に関わっています。例えば、子どもたちが「知域王」という戸部のまちの魅力を発信するカードゲームを作成する際に協力したり、地域活性化のために商店街のポスター制作を行った際はポスターに登場して一緒に街を盛り上げました。さらに、西区制80周年を記念して発行される「横浜西区LOVEWalker」の取材に協力するなど、行政との連携も行っています。 ◇写真キャプション:商店街のポスターと知域王 ■活動して大変だったことはありますか 商店街プロレスを実施すると決めた時、最初どのように進めていけば良いか全くわからなくて大変でした。場所決めや出演者との交渉、席づくり、参加店や警察とのやり取りなど、進めていくうえで準備することが多岐にわたると気付きました。初めての試みでうまくいくか不安でしたが、さまざまな人の協力により無事開催することができ、大盛況に終わりました。 ■活動して良かったと感じたことはありますか 商店街の皆さんとつながりができて仲良くなれたことがうれしいです。催し物などを開催するのは大変ですが、その分参加した商店街の皆さんとは仲が深まり「次は何をやろうか」という話ができる関係になりました。そこから出たアイデアで、戸部小学校の子どもたちも巻き込んで銭湯の窯で焼き芋を作って売る催し物を開催しました。開催後に子どもたちに銭湯に入ってもらったところ、銭湯に行く経験が少ないようでとても喜んでくれて、やって良かったと思いました。 ■今後西区がどのような街になったら良いと思いますか 世間話ができる商店街らしさを残しつつ、もう少し元気な街になったらいいなと思います。そのために、商店街同士が顔なじみになり、一緒に街を盛り上げたいと考えています。また、西区には昔ながらの商店街だけでなく、大手商業施設も多くありますが、情報共有しながら連携しています。お店の規模に関係なく、今後も西区全体で元気な街づくりをしていきたいですし、西区ならそれができると思っています。 ◇写真キャプション:戸部小学校の子どもたちが作成したポスターを持つ大塚眞司さん 次回(9月号)は パレステージふれあい会 会長 齊藤道久さん   問合せ 広報相談係 電話 320-8321 FAX 314-8894