西区版/広報よこはま2024(令和6)年9月号/7ページ 〇特集2 ソナエる、進行を遅らせるために 認知症? 早めに相談を 認知症は誰もがなる可能性があり、発症すると本人だけでなく、家族や周囲の人たちにもさまざまな影響を与えます。 一方、「あれ、おかしい?」と本人や家族が気付いてから受診や診断までの期間が、平均でも12カ月前後かかる傾向が見られます。 少しでも「おかしいな」と感じたら、一人で悩まず・迷わずにぜひ相談を。 早期に対策を行うことで発症を遅らせたり、症状が改善したりする可能性があります。 また、生活環境を整え適切な対応をすることが可能になります。 近くの地域ケアプラザでは医療機関の案内や介護・重症化予防についての相談など、認知症のさまざまな事に専門職が窓口や訪問で相談に応じています。 もの忘れの不安を相談したい もの忘れのある家族について相談したい 社会福祉士 保健師・看護師 主任ケアマネージャー 浅間台地域ケアプラザ 場所 浅間台6 電話 311-7593 FAX 311-8357 戸部本町地域ケアプラザ 場所 戸部本町50-33 電話 321-3300 FAX 317-3008 藤棚地域ケアプラザ 場所 藤棚町2-198 電話 253-0662 FAX 253-0698 宮崎地域ケアプラザ 場所 宮崎町2 電話 261-6121 FAX 261-6052 横浜市では、地域ケアプラザ機能の一部として「地域包括支援センター」を設置しています。 ※相談時間:平日・土曜 9時〜18時/日曜・祝日 9時〜17時 加齢によるもの忘れと認知症は異なります 気付いてください認知症のサイン 人間誰しも年齢を重ねると「もの忘れ」をしやすくなりますが、認知症によるもの忘れと生理的老化によるもの忘れの違いを知っておきましょう。 もの忘れ 加齢によるもの忘れ 体験の一部を忘れる (ヒントがあれば思い出す) 軽度認知障害(MCI) 体験の一部を忘れる (ヒントがあれば思い出す) 認知症 体験したことを丸ごと忘れる もの忘れの自覚 加齢によるもの忘れ ある 軽度認知障害(MCI) あることが多い 認知症 ない(薄れる) 判断力 加齢によるもの忘れ 低下しない 軽度認知障害(MCI) 少し低下する 認知症 低下する 症状の進行 加齢によるもの忘れ あまり進行しない 軽度認知障害(MCI) 認知症に進行する場合もあれば、健常に戻る場合もある 認知症 だんだん進行する 日常生活 加齢によるもの忘れ 支障はない 軽度認知障害(MCI) 難しい作業に支障は生じても、基本的な日常生活は送れる 認知症 中等度になると支障があり、自立が難しい ●もの忘れ相談 予約制 区役所にて専門医に相談できます。来庁が難しい場合は、自宅への訪問もしています。 問合せ 区役所2階23番窓口 高齢者支援担当 電話 320-8410 FAX 290-3422 ●コールセンター ・よこはま認知症コールセンター 電話662-7833 (火・木・金曜10時〜16時) ・若年性認知症コールセンター 電話0800-100-2707(月〜土曜10時〜15時ただし水曜のみ〜19時) ・かながわ認知症コールセンター 電話755-7031 (月・水曜10時〜20時/土曜10時〜16時) ●認知症カフェ 認知症カフェは当事者、介護者、支援者など誰でも参加でき、認知症に関する話をしたり、情報交換したりできる場所です。 ・わたぼうしカフェ 日時 毎月第3土曜 13時〜16時 場所 にしとも広場(中央1-5-10) ・Nカフェ 日時 毎月第4火曜 11時〜12時 場所 スターバックス コーヒー 横浜モアーズ8階店 (南幸1-3-1横浜モアーズ8階) ◇お店入口のロバ隊長が目印 問合せ 高齢者支援担当  電話320-8410  FAX290-3422